2008.06.29
会社の人に薦められたので、今さらながらに池袋ウエストゲートパークを読んでみた。

Amazon.co.jp のレビューにもあるけど、確かに「軽妙」っていう表現が言いえて妙かと。ただ、個人的には軽過ぎてイマイチついていけないところもある。そもそも短編集(っても登場人物は共通だし、時間の流れは意識されてるので、ショートストーリーの集合体と言った方がいいかもしれないが)なので、文体の軽さとあいまっていまいちノリ切れない感じがする。内容も基本的には、事件が起こって、主人公(もしくはその仲間たち)が活躍して、丸く収まる、という勧善懲悪(というほどには主人公を善としては描いてないけど)モノ。現代的な病理が背景として描かれてはいるけど、ある種ステレオタイプな描写にしかなってないため、背景装置として以上の役割は果たしてない。というわけで、個人的にはそんなに「面白く」は読めなかった。(映画とかマンガとかで表現される方が合ってるのかな、とは思わされました。)

とはいえ、まだ一作目しか読んでないので、とりあえずシリーズ二作目にあたる「少年計数機」も読んではみようかと。

池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)
石田 衣良
文芸春秋
売り上げランキング: 23976
おすすめ度の平均: 4.5
5 新基軸の文体。悪くない一冊
4 シンプルで読みやすくテンポのいい...
4 軽妙
5 池袋人情話
5 スッキリ☆

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